九州大学4年の平野です!
今回からヤマダイさんのブログを担当させていただきます。
焼き物シロウトの私ですが、今回はヤマダイの大渡社長に色々と話を伺ってきました。
経緯はまた今度お話できたらと思います!(笑)
(焼き物について、大渡社長のレクチャーを受ける私)
今回は、これは焼き物素人にとっても面白い!と思った話を、2つほどご紹介します!
この記事以降も面白い話をどんどん更新していくので、ぜひお楽しみに!
陶器と磁器の違いって?
(トレハン会場に並べられた焼き物たち)
みなさんは、陶器と磁器の違いをご存知ですか?
陶磁器と言って、ひとくくりにしてしまいがちですが、実は原料が異なります。
陶器の原料は粘土(土)で、磁器の原料は石を砕いたものです。そこから、陶器は土物、磁器は石物と呼ばれているとのこと!
陶器は原料が土であるため、薄く作ると弱くなるので比較的厚く作られていますが、磁器は原料が石なので非常に強度があり、比較的薄く作ることができます。
ただし、土を加えることで非常に柔らかい印象を与えることができるため、磁器に土を混ぜて作る場合もあるとのこと。
陶器は陶器、磁器は磁器とはっきりと分けて作るのではなく、磁器に土を混ぜて柔らかい印象を与えるという目的から、美術品として大切に作られていたことが伺い知れます。
陶磁器の唐子柄は、長崎平戸藩の伝統図柄
(平戸藩伝統の三川内(みかわち)焼き)
こちらは、長崎県佐世保市で生産される「三川内焼き(みかわちやき)」です!
三川内焼きの陶磁器の中には、唐子(からこ)という子供が描かれた作品が存在します。
唐子は、江戸時代、長崎・平戸藩の御用窯でしか作ることのできなかった伝統の図柄だそう。
用途によって描かれる唐子の数が異なります。7人唐子は将軍家や朝廷への献上品(献上唐子)、5人唐子は公家や大名家、3人唐子は一般大衆用とのこと!
今回、私が伺った際には、写真の5人唐子の焼き物を発見することができました!
トレジャーハンティングで、大名家に送られていたレア物が手に入るというのは、心が踊ります(笑)
ウンチクと一緒に、焼き物を両親にプレゼントすると喜ばれるかもしれませんね!
ぜひ、ヤマダイの蔵に眠った焼き物を、お宝を探す感覚でトレジャーハンティングしにきてください!
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